新緑の大台ケ原

5月28日(日)、終日雨の天気であった。
近畿地方も入梅になり、台風2号の接近する中、雨の大台ケ原へ出かけた。
出発は午前4時。大台ケ原には7時前に到着。
雨の降る中を雨具を着て写真撮影の準備をする。
昨秋、紅葉撮影に訪ねたときも同じような天気で、霧が深く景色を隠していたのを思い出す。
まず日出ケ岳方面への探勝路を進む。


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三脚にカメラをセットし、タオルとビニール袋でカメラを保護する。
傘を差し、三脚を担いで歩き出す。
雨降る中を霧が流れ幻想的な雰囲気の原生林を進む。
新緑が綺麗なポイントを探しては撮影を繰り返しながら探勝路を行く。


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雨天でなければたくさんのハイカーで賑わうのだが、雨の中では歩き慣れた一部の人たちだけである。
みんな雨具に傘を差して黙々と歩いている。
日出ケ岳へは向かわず、分岐点を右へと進む。
立ち枯れやトウヒの風景の正木ケ原も雨と風と霧ではゆっくりする余裕も無い。
尾鷲辻の分岐点にある小さな東屋で休憩しおにぎり1個を食べる。
この先雨風を凌いで休憩するところも考えられないから、唯一の休憩(食事)場所になることを覚悟。


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笹原の広がる牛石ケ原では、足元から狸が飛び出して、笹原をピョンピョンと逃げていくのを、撮影もせずに呆然と眺めていた。
至るところで新緑に輝く木々を撮影し、霧に包まれた大台ケ原を堪能する。
事前に電話で石楠花の開花情報を尋ね、今が見頃であることを確認し、雨を覚悟で出かけて来た。



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大蛇嵓への分岐点付近では、石楠花が見事な彩りで迎えてくれた。
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これから向かう大蛇嵓の途中と、分岐点からシオカラ谷吊橋へ向かう下り坂にはたくさんの石楠花の群落が
あることは知っている。
分岐点から大蛇嵓までは300m程であるがすぐに綺麗に満開状態の石楠花が咲いており、カメラマンの集団が雨の中を撮影に熱中していた。


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シオカラ谷への下りはとても狭く、しかも石楠花が覆い被さる様になっているので、傘を差して三脚を持ちながらの移動は結構辛いものがある。
ポイントで撮影をしながら吊橋まで下りてくる。
天気であればここでのんびりと休憩がてら食事と撮影を楽しむ予定だったので残念である。
ここから駐車場へは2kmほどであるが、急な登りが続き一番辛い場所である。
黙々と辛さに耐えながら登っていく。
雨、坂道の辛さに、三脚の重みも肩腕に負担となって、この後の撮影はパスしてしまった。


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こうして雨の中の撮影行は6時間を持って終りとなった。
雨具の中の着衣はすべてたっぷりと汗で濡れていた。
前回失敗したレンズへの水滴付着であるが、注意していたにも関わらず今回は水滴やレンズのクモリで失敗していた。
撮影は難しい。だからまた挑戦したくなる。
西大台へも出かけてみたいのだが…。
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by kazemai719 | 2011-05-28 20:39 | 風景