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旅物語 ~高千穂峡の旅~

“神秘の高千穂たっぷり満喫の旅3日間”の謳い文句に誘われて、旅に出た。
JTB旅物語で、往復がフェリー(泊)で、九州ではバスに乗っての旅である。
どこでも寝てしまう(本当は神経が細かいのであるが…)性分なので、フェリーでの雑魚寝もオッケー。
一番の魅力は、料金が1万円であること。勿論食事は付いていないが…。
久々の船の旅もうれしい。
金曜日の16時50分に大阪南港を出発して、翌朝5時30分に新門司港に到着の予定。
名門大洋フェリーは、9480トンで全長160mである。


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フェリーは夕暮れ迫る中、大阪南港を定刻に出船した。
明石海峡大橋通過は太陽が沈む少し前。丁度よい時刻である。
素晴らしいとまではいかなかったが夕焼けとともに明石海峡を通過した。
しばらくの間潮風に吹かれながら船からの眺めを楽しむ。
19時半頃に小豆島付近を通過した。

雑魚寝と思っていた寝室は、寝台列車のベッドの様でそれよりもゆったりしていた。
フェリーには大浴場もあり、展望を楽しみながら入浴することも出来るのだ。
昼間の汗と海の潮風をスッキリ流して就寝である。

翌朝は定刻ピッタリに新門司港へ入港である。
ここからはバスに乗って、高千穂を巡る旅が始まる。
九州自動車道を走り、増城熊本空港ICを下りて天岩戸神社天安河原へ参拝し、高千穂神社へと向かう。
出発の前は、台風の影響で雨模様との予報であったが、晴れ男の旅とあって、太陽も顔を覗かせるほどの暑い旅になってしまった。


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実は、この旅行の申し込みは2日であったが、仕事が入り9日の出発に変更したのである。
当初の出発であれば、台風12号の影響で大荒れ、船も出なかったのである。
この旅の私自身の目的地である“高千穂峡”は、土曜日とあってたくさんの人出であった。
真名井の滝周辺は、ボートを楽しむ人で混雑していて、楽しみにしていた撮影も厳しかった。
しかもツアーの中での撮影であるから無理も無いのだが…。
食事の為のフリー時間も、高千穂峡の核心からは離れていて無駄に過ごすことになってしまったのが残念。


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帰りは元来た道を新門司港まで。
車窓からは都会とは違ったのんびりとした風景を楽しむことが出来た。

帰りのフェリーは2便で、新型で9800トン、全長は167mであった。
寝室もツアー用のベッドであり、勿論大浴場も完備していた。
新門司発19:50、大阪南港着8:20なので、朝はのんびりである。
入浴してスッキリして朝を過ごすことが出来る。


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明石海峡大橋の通過は7時頃である。
残念ながらスッキリしない天気で朝焼けとはいかなかったが、雲の切れ間から光芒が見られた。
この旅も雨に降られることも無く、定刻に大阪南港で終わりを迎えた。
by kazemai719 | 2011-09-11 15:37 | 風景