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護摩壇山の霧氷

近畿地方もかなり冷え込み、この日の最低気温はこの冬一番の寒さだ。
霧氷の撮影を計画し、この日の来るのを待っていた。
近所の写真仲間3人で、和歌山県と奈良県の境にある“護摩壇山”へ出掛けることにした。
いつものように、和歌山県笠田から国道480号線に入り、高野山へと登って行く。
ここでは所々で薄っすらと雪を確認できる程度である。
高野山内を7時半過ぎに通過、高野龍神スカイラインを走る。
龍神までは42.7kmである。
奥ノ院からスカイラインに入った頃より積雪になる。
わずか5cm程の積雪であるが、スノータイヤを装着していても時折スリップする。
護摩壇山の駐車場に到着が9時前である。
“護摩壇山”は、昔源平の合戦で敗れた平維盛がこの地で護摩木を焚いて、命運を占ったことから名前が付いている。
積雪は少ないが防寒対策とスパッツを付けて行動開始である。
ごまさんスカイタワー横を通り、頂上へ緩い階段を上っていく。


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積雪も多いところで20cmほどである。
雑木林の中を進むが、空を仰ぐと全面が青い空の中に霧氷の輝きである。
天気も最高、霧氷も最高で、至福の撮影タイムを過ごすことになる。


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“護摩壇山”は、「関西100名山」、「和歌山県朝日夕陽百選」にも選定されており、眺望は素晴らしい。
周りは原生林が広がっており、どこを見ても雪景色の中に霧氷の輝きである。
霧氷が太陽の光にキラキラと輝く様は最高である。
雪面にはうさぎの足跡だろうか、転々と奥へ続いていた。
積雪こそ少なかったが、霧氷撮影には好都合であった。
龍神岳(標高1382m)までは遊歩道を700m程てあるが、今回は護摩壇山周辺で撮影を楽しんだ。
2時間ほどの撮影であったが十分に満足することが出来た。
霧氷撮影の夢が叶い、満足な気分で家路についた。

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by kazemai719 | 2012-12-27 18:10 | 風景