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長居植物園の薔薇と芍薬

好天に恵まれた日曜日に、長居植物園の薔薇がきれいだとの情報で出かけることにした。
JR阪和線で長居駅まで行き、長居公園の中へ…。
「長居植物園」は、長居公園の一角にあり、広さ24.2haの広々としたスペースに、四季折々の植物や花が咲いて、心を癒してくれる場所である。
たくさんの木々に囲まれて、都会のオアシスとしてたくさんの入園者で賑わっていた。
正門ゲートを入ると、花壇には色とりどりのナデシコが植えられていて見事である。
紫色のサルビアがひと際美しく咲いていた。


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大池には噴水が勢いよく上がっている。
池沿いの小道に咲いている花々を楽しみながらバラ園へと向かう。
バラ園は、約7000㎡のヨーロッパ風庭園で、約140種類の2600株ほどが最高の時期を迎えてくれていた。
余りの美しさに見とれるばかりで、感激の声を上げる人も…。
さあ、いよいよ撮影開始である。
28-300mmの望遠ズームにPLフィルターを装着して撮影する。


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薔薇の撮影で大切にしていることは、きれいな花を探すこと。
そして色んな角度から見て、ファインダーを通して背景とのバランスを考えること。
時には花や葉の間から覗いて見たり、前ボケを活用したりして撮影する。
園内はたくさんの入園者で賑わっているし、たくさんのカメラマンもいるので、アングルの中に人が入らなくなるまでじ~っと我慢して待って撮影する。
たくさんの種類があるので、最初は丁寧に撮影しているが、段々と疲れてきて撮影が雑になってしまう。
すでに450種類以上の薔薇を撮影しているが、今回は新たに10品種が「バラの部屋」に仲間入りすることになった。


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大阪の名前の入った「ローズ オオサカ」は深紅のきれいな薔薇である。


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珍しい色では、「バタースコッチ」というバラがある。
バラ園だけで4時間撮影し、次に行かなければと途中で切り上げた。
バラ園の隣には、ジャーマンアイリスの花が咲いていた。
そしてシャクヤク園へと移動する。
ここには約30品種、1600株ほどの豪華な花の芍薬が咲き誇っていた。
狭いシャクヤク園の中を小さな通路があり、みなさんが通り過ぎるまで待ちながらの撮影である。


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ここでは1時間ほど撮影して、本日の撮影を終了することにした。
天気もよく、光線が強くて、コントラストが強すぎるほどであったが、楽しい一日を過ごすことが出来た。
平野区に住んでいたころは、自転車でよく訪れていたが、今回は久しぶりの長居植物園体験であった。
この時期、シャクナゲも咲いていた様であるが、立ち寄ることもなく帰路についた。
まだまだたくさんの撮影を楽しみたいが、疲れと帰宅の時間を考えるとこれ位が丁度いい時間である。

「長居植物園」は、月曜日が休園である。
最寄駅は、地下鉄御堂筋線「長居」駅かJR阪和線「長居」えきである。
入園料は、おとな一人200円となっている。
by kazemai719 | 2013-05-12 22:22 | 風景